昨年12月末にレゴランドのオーディションに1名合格!おめでとう御座います。
2月から入り、3月にデビュー予定だそうです。楽しみですね。
今回、オーディションに合格した生徒さんは、特にずば抜けた才能があったわけではなく、レッスン歴も長くありませんでした。
そこで彼女が受かった理由について考えてみました。
シンプルに言えば
『レッスン回数ほぼ毎日』
『めげずに続けた』
この2点に集約されるのかなと思います。
当たり前といえば当たり前のことかもしれません。ただ、頑張った過程に合格に繋がるものがあったはずです。
才能がないからこそ
どんな小さなことでも全力でやり
とても小さな積み重ねが
最後に効いたんだと思います。
彼女は決して覚えや飲み込みが早いとはなく、普通で華やかなタイプでもなければ人目を惹くような容姿でもありません。
ただ、それゆえに、テクニックや容姿で人より飛び出ることがまだ出来ない彼女は、レッスンで言われたことはもちろん、どんな小さなことでも全力で取り組んでました。
たとえば、
『いつも笑顔で』
これも特別なことではありません。
特に『いつも笑顔で』というのは、テーマパークには欠かせません。
彼女はジャズのコンビネーションでは、覚えるのに必死で間違うこともあり、決して覚えも早い方でもないのに必ず笑顔で踊るように心がけているのが伝わってきました。他の生徒さんたちは覚えられず気持ちに余裕がないときは笑顔はありませんし、やろうともしない人がほとんどです。
ですが、彼女は叱られながらも踊るときは笑顔を作ろうとしてました。
出来ないのに笑顔を作ることが良いというわけではありません。テンパったり、余裕のないときも、どんな時もお客様に見せるという隙のない意識づくりを自らしていた所がオーディション合格に繋がったのだと思います。
この笑顔1つに対しての取り組み方を見てもわかるとおり、彼女はほぼ毎日レッスンをしていました。
レッスンのしていない体はやはり隙があります。体のラインがぼやけていたり、動きも鈍くはなくとも踊りの切れ味はレッスン回数に比例します。それは立ち姿にはっきりと現れます。
彼女は気持ちでも行動でも隙のないダンサーの体づくりをしていたから合格に繋がったのだとおもいます。
努力や頑張り方も在り方も人それぞれで自分で見つけるものです。
今のは一例であってこのやり方が万人の方に合うわけではないと思います。
ただ、自分がオーディション合格に足りないと思うものを、どんなにささやかなことでも全力で取り組むことが運も必要とするオーディション合格に繋がったのではと思います。
精神論やテクニックなどやり方の情報はあふれています。同じ精神論や基礎レッスンをしていても、実際に感じることや得られる要素は人によって違います。
ですから、努力の方法もファッションやメイクと同じで、自分に合うものを試行錯誤を重ねるように自分で見つけていく力をつけていきたいものです
合格された生徒さんのインタビューはこちら↓
『オーディション合格者さんに10の質問』