舞台で輝くダンサーは何が違う?名古屋の指導現場から見えた答え
- iseballet
- 3 日前
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名古屋の当スタジオでは毎年たくさんの生徒が舞台に挑戦していきます。
その中には、テーマパークダンサーや劇団四季、音楽座、宝塚といった大きな舞台へ羽ばたいた卒業生たちもいます。
彼女たちがなぜあれほど輝いていたのか。
長年スタジオで指導してきた中で、はっきりと言える共通点があります。
■「諦める」という選択肢を最初から持っていなかった
レッスン時間がどうしても確保できない日や、突然の配役変更。
経験がある方なら分かる通り、舞台のリハーサルには“想定外”がつきものです。
多くの人が「こんな状況で本番なんて無理」と嘆きたくなる時、
彼女たちは静かに準備を続けていました。
口に出していなくても、その姿勢は明らかでした。
「舞台があるなら、どんな状況でも立つ」
そんな強い意志が、彼女たちの中には確かに存在していたのです。
■努力の積み重ねは、必ず舞台の上で光る
外から見ると、まるで彼女たちにだけスポットライトが当たっているように見えました。
けれど実際には、灯していたのは“自分自身の努力”。
舞台への向き合い方が、そのまま輝きへと変わっていました。
その姿を見て、私自身の考え方も変わりました。
「逃げたくなる瞬間こそ、立ち向かいたい」
「無理だと思える場面を越えた時に、次の景色が見える」
そう思えるようになったのです。
■落ち込む日だってある。それでも続ける理由
心が折れそうになる日もあります。
万策尽きたような気持ちになる日もあります。
そんな時、私は卒業生たちの姿勢を思い出します。
“ここが限界だと思ったなら、ここから成長が始まる”
そう思えると、不思議と前を向けるのです。
■名古屋に戻ってくる卒業生たちが教えてくれたこと
年末になると、帰省ついでにスタジオへ立ち寄ってくれる卒業生がいます。
舞台で活躍しているその姿を見ると、改めて思います。
上手に踊れるかどうかだけが答えではない。
積み上げてきた過程こそが、その人の宝物になるのだと。
■まずは自分を労わって、また明日へ
落ち込んだ時は、温かいお風呂に入り、美味しいご飯を食べて、しっかり眠る。
身体と心を整えることも、ダンサーにとって大事なレッスンです。
お腹が空いてイライラしていては、前向きなアイデアも浮かびません。
まずは元気を取り戻すことから。
明日もまた、踊ることを楽しめますように。
Let’s Dance.

